FINDORBITは、いわゆる紛失防止タグだ。
でこの紛失防止タグって呼び名が新しいからなのか、抽象的すぎるからなのか
紛失防止タグって名の付くものは、全て同じ機能みたいな認識をされることが多い。
でも実際はかなり違っていて、もう目的すら違うレベル。
例えば、世界で一番売れていると言われているTileは基本、家の中で「どこに置いたっけ?」を解決するためのものだ。Bluetoothの通信距離を長くしている感じだし、アレクサにもいち早く対応している。
一応、接続が切れた場所を地図上に記録はする。
けど、その時点で通知が無い。
だからアプリを見るか、そのものが無いことに自分が気づかなければ、極端な話、何日も落としたことに気付かないって事もありうる。
紛失防止はオマケの機能にすぎない。
一方、日本で有名なのはMAMORIO。
これはTileと全く逆の位置付け。
そもそもデバイス側にアラームが無い。
だから家の中で「どこ置いたっけ?」を解決できない。
最近はカメラで探す機能も追加されて、探す事は探せる。
でもカメラモードをオンにして家中を探索しなきゃならない。
パッと見つかる事もあるだろうけど、正直普通に探すのと大差ないような・・
でMAMORIOの本来の目的は紛失防止の方。
ただ目指しているのは紛失したものを探すってところなんだと思う。
MAMORIOスポットと言うアンテナを設置して、マモリオの現在地を特定できるようにしている。
紛失した際(通信が切れた際)通知はくるので、気付ける可能性はある。
ただ本当にささやかな通知なので、気付かない方が多いから、紛失防止と言うよりは紛失物探索。
インフラが整えば最強になるかもしれない。。
最後にFINDORBITを含む、多くのデバイスは両方の機能を備える。
双方向の呼び出しができるから、家の中での「どこ置いたっけ?」を解決できるし
紛失が発生したタイミングにアラームでお知らせしてくれる。
まさにいいとこ取りなんだけど、事は単純ではない。
置き忘れアラームはBluetooth接続が切れた段階で発生する。
あくまでもBluetooth頼みだ。
Bluetoothは電波障害を受けやすい。
だから手元にあるのにアラームが鳴る時がある。
いわゆる誤作動だ。
で各社、誤作動を減らそうと手を打っている。
その一つがアラームの時間を遅らせる事。
例えば通信が切断してから1分以上経過してからアラームを鳴らす。
でもこれって正しい事なのだろうか?
確かに不要なアラームは減るだろう。
でもBluetooth接続が30mとするならそこから1分以上。
かなり離れてしまう。
紛失防止の機能を果たせているのだろうか?
そんな製品が大半の中、はっきり言ってFINDORBITは攻めている。
通信切断から5秒後-30秒後(任意設定)でアラームを鳴らす。
しかも本当に目覚まし時計の様にアラームとして鳴る。
置き忘れアラームと謳いながら、その実、ピロンと通知1回みたいな物が多い中でだ。
だから運用にはちょっとしたコツがある。
会議中や、映画館など絶対鳴っては行けない場所では「置き忘れアラーム」をOFFにする必要がある。はっきり言って面倒だ。
でも、いざって時に役立つのは絶対、FINDORBITの方だ。
個人的にも使っているが実際、誤作動なんてそう無いし、そう言う声も頂いている。
ただ、逆に結構あるって言う人もいる。
これは主観によるものなのか?使用環境によるものなのか?何か発見できていないバグなのか?
ここはこれからの改善点として、常にチェックして行きたい。
他社みたいに誤作動を恐るあまり、カタチだけの「置き忘れアラーム」に成り下がったら代理店をやめるだろう。
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